環境デザイン工学講座

環境デザイン工学分野(武田研究室)



研究室スタッフ

  • 武田 信生 教授、 工学博士
  • 高岡 昌輝 助教授、 工学博士
  • 大下 和徹 助手、 工学修士

  • 研究内容リスト


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    研究室の概要

    人間活動に伴って排出される汚染物質に対し、大気汚染、水質汚濁などの対策が進め ば必然的に固形廃棄物が増え、その処理が重要になってきます。たとえば、下水の処 理によって生成される汚泥は下水中の汚濁物質が濃縮されたものであり、汚泥が適切 に処理されてこそ汚染対策は完結するといえます。一方、都市ごみや産業廃棄物は人 々が使う素材の変化に桙カてますます複雑化、多様化し、様々な問題を引き起こして います。廃棄物は見方を変えれば都市に集積された資源であり、再資源化やエネルギ ー回収などの有効活用を図り、同時に環境汚染を最小化することが求められています 。当研究室では、再生や資源化を含めた固形廃棄物の処理処分システムについて、移 動現象論や環境システム工学等の手法と基礎実験およびフィールド実験からの知見を もとに、物質やエネルギーの流れを解析し、都市の代謝機能を担う環境プラントの計 画および設計、制御等の研究を行い、最適な環境システムをデザインすることを目指して います。