放射性廃棄物管理分野

放射性廃棄物管理分野(西牧研究室)



研究室スタッフ

  • 西牧 研壯 教授、 工学博士
  • 小山 昭夫 助教授、 工学博士
  • 小出 裕章 助手、 工学修士
  • 今中 哲二 助手、 工学修士
  • 福谷 哲 助手、 工学修士

  • 研究内容リスト


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    研究室の概要

     放射性廃棄物管理にはその特殊性から放射線安全性に関する十分な配慮が必要とされる。このため、放射性廃棄物処理・処分にともなう種々の問題点について工学的に研究を行っている。中心的なテーマとして、放射性廃液処理に関して、塩分濃度が極めて高い蒸発濃縮液の脱水・安定化、エネルギー消費が少なく二次廃棄物発生量が少ない膜分離処理法の開発の研究を行っている。また、放射性廃棄物処分場や放射性フォールアウトの放射性核種の移行による影響の評価を行うため、セシウム、ヨウ素、鉛等の核種について気温、降雨等の気象要因や土壌水分の変動と、地表、通気層、帯水層にわたる核種の移動挙動とのメカニズムを解明するためのカラム実験と、実環境中での核種移動を調査するフィールド実験、さらに、環境放射能測定法の開発、放射線事故等による被曝とその影響調査などの研究を行っている。