放射性物質や重金属などの有害物質が、人や生態系に及ぼすリスクとそのプロセスの解明、リスクを低減する提案を、調査・実験・シミュレーションにより行います。
近年、PM2.5やナノマテリアルに含まれる粒子状物質のリスクが懸念されているため、環境中からの曝露評価を行うと共に、動物や細胞を用いて体内侵入後の挙動について評価を行っています。
マレーシアにおける河川の水質調査を、測定や現地のサンプリングも含めマラヤ大学の協力の下で行っています。近年では、河川中の界面活性剤について調査すると共に、水棲生物に対するリスク評価等を行っています。
大和川において、DNAの分析といった生物学的な手法を用いて、河川水を汚染している大腸菌の起源の特定を試みています。最近では起源の特定だけではなく、病原性を持つ大腸菌に着目した研究も行っています。